東京点字出版所は点字図書給付事業対象出版施設です。A4サイズや図版、点字印刷も対応可能です。

社会福祉法人東京点字出版所の沿革

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東京点字出版所のあゆみ

東京点字出版所のあゆみ

大正15年4月1日 肥後基一が独力で、東京府豊多摩郡淀橋町柏木300番地に点字出版事業を開始するため、「日本鍼按協会」を創立する。
大正15年4月10日 点字月刊雑誌『鍼治マッサージ』第1号を発行する。以後、この月刊誌を発行するかたわら、『手帳論語』『二宮翁金言集』『憲法略解』『政治読本』『鍼治新書』『ヘッド氏帯と鍼灸術』『簡明按鍼学(肥後基一著)』その他の医学書を発行する。
昭和9年10月 昭和15年にかけて、日本鍼按協会編、盲学校鍼按科用教科書全18冊を編纂発行する。これは、その後、20年間にわたり全国の盲学校で使用される。
昭和17年7月 戦時下、点字用紙の配給を受けるため「星文社」と改称して、日本出版文化協会に加入する。その日本出版文化協会はその後、日本出版会となり、用紙配給に強権を持つようになる。
昭和19年6月 日本出版会の強制的ともいえる勧告により東京光の家出版部と合併し、「東京点字出版所」と改称する。事業所を、東京都杉並区大宮前3丁目154番地に移す。

盲学校中等部用普通科教科書『国語』『地理』『歴史』『修身』『公民』を発行する。また、日本聖書協会の委託で新訳・旧訳点字聖書を印刷することになる。

東京光の家出版部で20年来発行を続けていた月刊点字雑誌『小鳥の歌』の発行を、東京点字出版所で引き継ぐ。その後、昭和20年8月雑誌名を『点字の友』と改題して、今日まで発行を続けている。この改題の時期は、偶然にも終戦の年月と一致する。
昭和21年3月14日 社会事業法による届出が受理される。
昭和23年4月29日 宮内省より事業奨励の思し召しを以て、金壱封を下賜される。

同年より、平川唯一著『NHKの英会話テキスト(カム・カム・エブリボディ)』『簡約解剖学・全6冊』『井上小内科書全8冊』『加藤生理学・全10冊』等を点訳発行する。
昭和27年5月10日 東京都三鷹市下連雀276番地の現所在地へ移転する(昭和44年12月1日地番変更により、三鷹市下連雀3丁目32番10号となる)。
昭和27年6月16日 社会福祉事業法第64条の規定による届出が受理される。

同年5月以降、成瀬無極編『(三修社版)独和新辞典・全6冊』『新英和辞典・全18冊』『新和英辞典・全22冊』『三省堂国語辞典・全32冊』『学習百科事典・全27冊』等の辞典類を点訳発行する。
昭和31年 日本聖書協会の委託で、新旧口語訳聖書の原版制作及び印刷をすることになる。
昭和32年 以来、文部省著作教科書の発行者として、全国の盲学校に点字教科書の供給を続けている。
昭和33年6月17日 社会福祉法人東京点字出版所設立を認可される。
昭和33年7月5日 肥後基一所有の土地、建物、機械器具一切、及び点字書原版52,425枚を寄附し、社会福祉法人東京点字出版所を設立する。肥後基一が理事長となり、点字出版事業一筋の道を進みはじめる。
昭和45年5月22日 当所理事長肥後基一が、第7回「点字毎日文化賞」受賞する。
昭和50年3月 日本船舶振興会よりの補助金と、東京都社会福祉振興財団よりの借入金によって、鉄筋・鉄骨地下1階付き、陸屋根3階1棟、延べ面積505.44㎡の現点字出版施設を完成させる。
昭和52年3月 『新明解国語辞典・全50冊』の点訳を完成させる。
昭和53年10月 月刊俳句雑誌『浮巣』大活字版墨字と点字版を同文にて創刊する。
昭和53年11月14日 肥後基一、理事及び理事長を辞任する。
同日、後任理事長に肥後信之が就任する。
昭和53年12月24日 当所創設者である前理事長、肥後基一が死亡する。
当所創設者、肥後基一「勲五等瑞宝章」を賜る。
昭和55年 昭和56年にわたり、『症候群事典・全16冊』『新リトル英和辞典・全27冊』の点訳を完成させる。
昭和62年6月 『解剖学講義・全15冊』の点訳を完成させる。
昭和63年4月 平成元年6月にわたり、日本聖書協会の委託で『新共同訳聖書・全40冊』の点訳を完成させる。
平成2年1月2日 月刊俳句雑誌『浮巣』の編集を依頼していた大木格次郎氏が急逝する。同誌の活字版を廃刊する。同年3月、点字版も廃刊する。
平成2年5月8日 『新共同約聖書・全40巻』点字版完成により、新共同約聖書点字出版委員会より感謝状を受く。
平成2年11月1日 日本点字制定百周年記念事業実行委員会より感謝状を受く。
平成3年10月 『人体機能生理学・全30冊』の点訳を完成させる。
平成5年6月 全自動点字製版機「ブレイルシャトル」を導入する。パソコンによる自動点訳が始まる。
平成6年1月 『新版日本地図・全13冊』の点訳を完成させる。
平成6年6月 自動点字製版機「ZPメーカー」を導入する。
平成8年4月 盲人用俳句雑誌『草の花』(隔月刊)を、点字版(墨字併記)・テープ版を創刊する。
平成8年12月13日 理事長肥後信之、日本聖書協会より感謝状を受く。
平成9年2月 A4版点字印刷を開始する。
平成10年3月 新自動製版機「ZPメーカー」を導入する。これにより、A4版点字印刷に完全対応する。
平成11年8月 『旺文社英和辞典・全31冊』の点訳を完成させる。
平成16年3月11日 理事長肥後信之逝去。同日、後任理事長に肥後正幸が就任する。
それ以後も、各種の図書の点字出版事業を続け、現在に至っている。